ストーリー STORY
知恵ふくろうのふっくん世界やあこんにちは、知恵フクロウのふっくんです
今日は僕らの住んでいる世界
通称 『グリーァボード』
についてお話ししましょう!


通称といったのは、地方によって呼び名がまちまちで統一されてないからさ。
忘れ去られつつある、この世界の生い立ちについて、言い伝えや証言を聞いて、 真実を探求するのも、知恵フクロウとして生まれついた、僕”ふっくん”のライフワークの一つなんだ。

・・・文明の崩壊は戦争もなく静かに訪れた。

バイオテクノロジーの進歩は植物から効率的にエネルギーを 抽出することを可能とし、人々に新しいエネルギー源をもたらした。
そのエネルギーは”パティア”と呼ばれ、食糧から燃料まであらゆる物資の自給を可能とするものであった。
そのため、地域間での交易はしだいに停滞し、文化の交流も衰えていった。

そして、あまりにも満たされてしまった文明は自らその進歩を止めてしまう。

一方、極限まで進歩したバイオテクノロジーは世界を生物にとってもっとも生存しやすい状態に変え、改良を重ねられた植物が、強い生命力を得るにいたったのである。砂漠や荒れ地は姿を消し、陸地の多くは植物でおおわれていった。
まず消え去ったのは道という概念だったそのため、街と街とは寸断され、旅はあまたの困難を伴うものとなった・・・・・

昔は”道(ドーロ)”って言う平たい細長いものがどこまでもあちこちに伸びていて、行きたいところまで難なく行けたらしいね!ウソみたい、そんな長いもの、木に浸食されないようにどうやって維持したんだろ?
不思議だ・・・ぐぅZZZZ

はっ失礼!
以上自分の考えが及ばないものに直面すると寝てしまう習性の、ふっくんがお伝えしました!
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